Ubuntu 22.04でマシンによって更新されたりされなかったりするパッケージがあったのを調べた
Ubuntu や Debian には Phased Updates という仕組みがあって、デフォルトでは jammy-updates などのパッケージは最初は 10% だけで徐々に対象が増えていく、ということをしてレグレッションの問題を軽減しているようです。
Ubuntu や Debian には Phased Updates という仕組みがあって、デフォルトでは jammy-updates などのパッケージは最初は 10% だけで徐々に対象が増えていく、ということをしてレグレッションの問題を軽減しているようです。
Ubuntu 22.04 LTS には needrestart というパッケージが入っていて、パッケージの更新のときに「Daemons using outdated libraries」というダイアログに「Which services should be restarted?」という質問で再起動対象を選ぶ状態になることがあります。 開発環境や個人の環境なら、いちいち聞いてこなくても勝手に必要なデーモンは全部再起動してくれても大丈夫なので、そういう設定に変更しました。
FreeBSD は仮想マシンイメージも配布されているのに FreeBSD ハンドブックの第2章 FreeBSD のインストールには 「これらはインストール用のイメージではなく、 すでに設定済みの (“すでにインストールされた”) インスタンスで、すぐに起動して、 インストール後の作業を行うことができます。」 と書いてあるだけで、起動方法が書いていなかったのですが、色々試していたら起動して使えました。
qemu で -nographic や -serial mon:stdio などでシリアルコンソールからログインすると、端末サイズが 80x24 扱いになって、表示が崩れることがあって不便なので、Arch Linux の Wiki を参考にして対処しました。
https://wiki.debian.org/RISC-V を参考にして、 qemu で RISC-V の Debian の環境を作ってみました。
RubyがWebAssemblyのWASI対応へ前進。ブラウザでもサーバでもエッジでもどこでもWebAssembly版Rubyが動くように - Publickey という記事で紹介されている WASI 対応がマージされたので試してみました。
以前の環境では主に hub コマンドを使っていて、一部だけ gh コマンドを使っていたのですが、環境を作りなおしているときに hub コマンドの最初の認証で Not Found になったのをきっかけに、 gh コマンドだけに移行することにしました。
VPS や Vagrant などを使っていて、 ext4 のルートパーティションが自動でディスクいっぱいまで拡張されて、他のパーティションを作りたいのに空き容量がないということがあります。 そういうときに resize2fs で縮小したくても、ルートパーティションはアンマウントできないので、拡張はできても縮小はできません。 手元の実環境なら、別のディスクから起動して操作するのも可能ですが、環境によってはそれも難しいです。
Ruby の最近の変更で間違って使われていることが多い ENV.dup で例外が発生するようになり、 ENV.clone で警告がでるようになりました。 問題なくこのままリリースされれば Ruby 3.1 からこの挙動になります。
オンライン開催:東京エリア・関西合同Debian勉強会(2021/04/17(土)) で crontab の代わりに systemd-timer を使う、および user 権限での systemd の話をしました。 もうひとつは Debian パッケージの説明文の翻訳の話でした。