systemctl list-timers の LAST が未来になっていてタイマーが実行されなかった

毎日実行されるはずのタイマーが実行されなかったので、 systemctl list-timers で確認してみると LAST が未来になっていました。

環境

• Windows Server 2012 の Hyper-V 上の Ubuntu 16.04.4 LTS (xenial)

発生タイミング

再起動した直後の時計がずれているようで、 そのタイミングで実行されたタイムスタンプが残ってしまうようです。

修正方法

systemd/タイマー - ArchWiki に

タイマーがズレる場合は、 /var/lib/systemd/timers にある stamp-* ファイルを削除してみてください。stamp ファイルはタイマーが実行された最後の時刻を記録しており、ファイルを削除することでタイマーの次の作動時に systemd が再構成を行います。

と書いてあるように、 sudo rm -v /var/lib/systemd/timers/stamp-*.timer で削除して、 sudo systemctl stop apt-daily.timer apt-daily-upgrade.timer snapd.refresh.timer で一度止めて sudo systemctl start apt-daily.timer apt-daily-upgrade.timer snapd.refresh.timer で再開すると LAST が n/a になって復活しました。

hwclock

sudo hwclock --show でみるとずれているので、 sudo hwclock --systohc で設定し直しているのですが、 再起動時に再発することがあるようなので、 根本的な解決策はまだわかっていません。

対策案

仕方がないので、 hwclock --systohc を定期的に実行して、いつ再起動されても良いようにしようかと検討中です。