rubocopコマンドでstandard gemベースの設定を使う で設定した内容から、 いつの間にか変更が必要になっていたので、設定を更新しました。
動作確認バージョン
- ruby 3.2.6
- rubocop 1.68.0
- standard 1.42.1
- standard-custom 1.0.2
- standard-performance 1.5.0
差分
最初に差分をのせておきます。
require:
の standard/cop/block_single_line_braces
を standard-custom
に変更しています。
inherit_gem:
に standard-custom: config/base.yml
と standard-performance: config/base.yml
を足しています。
diff --git a/.rubocop.yml b/.rubocop.yml
index 59563e0..da89d44 100644
--- a/.rubocop.yml
+++ b/.rubocop.yml
@@ -6,10 +6,12 @@ require:
- rubocop-performance
- rubocop-rails
- rubocop-capybara
-- standard/cop/block_single_line_braces
+- standard-custom
inherit_gem:
standard: config/base.yml
+ standard-custom: config/base.yml
+ standard-performance: config/base.yml
AllCops:
Exclude:
きっかけ
仕事で関わっている rails アプリで .github/dependabot.yml
に
allow:
- dependency-type: all
を追加したところ、 standard-performance
gem の更新の pull request も作成されていて、 気になって調べたところ、 Performance の cop が rubocop-performance
gem に分離された影響で Performance department の設定が standard-performance
gem に分離されているようでした。
standard/cop/block_single_line_braces
として standard
gem に同梱されていた独自 cop がいつの間にか standard-custom
gem に分離されていました。
最小設定
現状で新規設定するなら必要なものは以下のようになりそうです。
require:
- rubocop-performance
- standard-custom
inherit_gem:
standard: config/base.yml
standard-custom: config/base.yml
standard-performance: config/base.yml
他の設定については、 以前の記事 を参考にしてください。
最後に
standard
gem を直接使わずに rubocop
経由で設定だけ使うということをしているので、 standard
gem の変更もある程度追いかけておく必要がありそうでした。