福岡Rubyist会議03 (connpass) に参加して、Rubyist Magazine の現状と将来どうなってほしいかという話をしてきました。
会場
会社の福岡オフィスが入っているビルのすぐ近くのビルでした。
宿
駅の近くでとってしまいましたが、アパホテルが近くに3つあったので、そちらの方が当日の朝に会場に行くのには便利そうでした。
発表内容
Rubyリファレンスマニュアルの話をするという案もあったのですが、発表の日までの進捗がどうなっているのか未定だったので、 Rubyist Magazineについての話で CFP を出して、その発表をしました。
昔の創刊の頃の経緯から探そうとしたら、メールはみつけられる範囲では残っていなくて、過去の他の人の発表があったので、その資料を参考にして、 主に最近の状況を説明して、人がいないので助けて、という内容で発表しました。
質疑応答の時間では、経緯に詳しい人や思い入れがある人達が質問ではなく、思いを語ってくれて、 思い入れがある人はみんな続いてほしいけど、どうすればいいのかわからなくて悩んでいる、ということが知れて良かったです。
止まってしまっている連載の代わりにに企業が自分のメディアで似た感じのことを始めている、という例もあるようだったので、 スポンサー付きの記事とか寄稿とか、形式は何でも良いので、 企業の目的(リクルーティングとか)にもあうような形で Rubyist Magazine にも記事が載せてもらえる方法があると良いのかもしれない、 という話を会議後の個別の懇親会のときに話していました。
長く残るという点で、歴史的資料としての価値が高いという話もあったので、 pocke さんのRubyの外部コマンド実行入門について発表しました に書いてあるように、長く参照してほしいものも含めて、残せる場所になると良さそうだと思いました。
今回の発表のために過去の経緯を探すのに苦労して、 しかも migrate to magazine.rubyist.net という自分が発表したものは事前にみつけられず、 今回の発表資料を公開しようとしたときに見つけた、ということもあったので、 Rubyist Magazine 自体の歴史も記事としてまとめなおせると良さそうだと思いました。
発表資料
スライドはいつも通り Rabbit Slide Show (RubyGems), SlideShare, Speaker Deck にあげています。(ソースは github にあげています。)
感想
どの発表もおもしろくて、録画や配信がないからできる話があったり、ちょっとぐらいなら見えては困るものがうつりこんだりするのも、オフラインのみのイベントという感じがあって良かったです。
それから、「Ruby のリリースを爆速にするための方法」で何度も名前がでてきたり「Closing Talk」でも名前がでてきてたりして、ありがたい感じでした。 (tompng さんの Keynote の ruby -run -e colorize entry.rb
の colorize
も私が追加した機能だったので、オッと思いました。)
「恩送り」という言葉は昔も見たことがあった気がするのですが、最近また見かけてちょっと気になっていたので、 これからもっとそういうことを意識していくと良いのかもしれないと思いました。