RubyKaigi 2022でHistory of Japanese Ruby reference manual, and futureという発表をしてきました。 久しぶりの大規模イベントへのオフライン参加でした。
会場
三重県県庁所在地の津市というところで、駅からはちょっと離れている大きな会場でした。 専用のシャトルバスがでていて、それに乗って移動しました。 1回だけ徒歩で駅まで戻りましたが、歩いても問題ないぐらいの距離でした。
ホールとスポンサーブースはちょっと離れていました。
発表の時に同時通訳の人との打ち合わせの後、中ホールの横で待機していましたが、今まで入ったことがある舞台の裏側の中で一番広かった気がします。
宿
コミッターで予約している人が多そうだったので、ドーミーイン津を早めに予約していました。
連泊で清掃なしのプランだったので、どこまで何をしてもらえるのかよくわからないのに、チェックイン時の説明はほぼなくて、部屋の中にも説明はなさそうで、不親切だなと思いました。 部屋の壁にカビが生えているようだったのもマイナスポイントでした。誰かが夏の間にも加湿器を使ってカビが生えたのかもしれないとか考えていました。
食事や大浴場などは良かったです。
ランドリー無料だったので、使ってみたのですが、乾燥機は有料だったので使わずに部屋干ししてみました。 そうすると乾きにくいものは乾いていなかったので、もうちょっと経験をつむ必要がありそうと思いました。
Day 1 (Sep 8)
普通に発表を聞いたり、休憩時間にスポンサーブースに行ったりしていました。
ruby-jp slackなどで知っていた人に初めて会ったり、久しぶりに会う人もいたりして非常に良かったです。
昼休みは雨が降っていて、外のテントのところで食べましたが、混雑していたり雨で濡れそうだったりして大変でした。 その後、スポンサーブースを周りました。 スポンサーブースは、他の人についていくと自分が話をするのが苦手でも聞いているだけでいいので楽でした。
夜は少人数オフラインRuby交流会に参加していました。
そして、疲れていたので早めに寝ました。
Day 2 (Sep 9)
早めに移動したので大丈夫だったのですが、もうちょっと遅いとシャトルバスが混雑していてなかなか乗れなかったようで、最初のキーノートは15分遅れで開始しました。 キーノートの中で特に「ソフトウェアは何もしないと壊れる」がバズっていたらしいです。 他も良い話でした。
その後は昨日の発表なども踏まえて自分の発表資料の更新をしていたら、ほとんど聴けなかったので、混雑してそうな休憩時間を避けて、先にスポンサーブースを回っていました。 2日目は受付のときにスタンプラリーの紙を貰っていたので、午前中に集められました。 初日とは別の人についていったので、話している内容が違っていておもしろかったです。
昼休みは Day 2 最後のRuby Committers vs The Worldの準備でコミッターが用意されていた会議室に集まっていたので、そこで話を聞きながら弁当を食べていました。 その時間と重なっていたので、雨天順延されていた「○×クイズ大会」には行けませんでした。
その後もスポンサーブースに行ったり、コミッター部屋で中継をみつつ発表資料をいじっていたりしていたら、ネットワークトラブルで止まってしまいました。 そして、ホールの方に行こうかどうか迷っている間に休憩時間になってしまって、うろうろしていたら1時間遅れになっていたので、のんびりしてから発表を聞いた後、 Ruby Committers vs The World に行きました。
Ruby Committers vs The World もネットワークトラブル続きのままで、結局リモートから発表する予定の人は繋がらなくて、他の人が代読していました。 スライドがたくさんあったので、足りてるのかなと思って、るりまのスライドは追加しなかったのですが、意外と時間があって、最後の時間があったとき用のスライドまで行っていたので、追加しておけば良かったのかも、と思いました。
夜は ruby-jp slack での知り合いの人との焼き肉でした。
Day 3 (Sep 10)
11日(日)は伊勢神宮観光のために別のホテルに泊まる予定だったので、10日の朝にチェックアウトして、スポンサーブースで貰ったノベルティで増えた荷物を持って会場に移動しました。 会場ではお金が戻ってくるコインロッカーの存在を確認していたので、荷物はそこに入れていました。
受付で mame さんに会って、通訳との打ち合わせでしばらくいなくなっていて戻ってきた後、昨晩焼き肉に一緒に行った人が mame さんに会いたいと言っていたのを会わせることができて良かったです。
mame さんの発表を見た後、またスポンサーブースを回ったので、結局さらに荷物が増えてしまいました。
ANDPAD 二進数足し算RTAは 2日目に参加して何を使っても良いということでCookpad Code Puzzle for RubyKaigi 2022をスマホで使ってゆっくりといていたので、 3日目は他のコミッターが挑戦してAnkerの急速充電器(ANDPADロゴ入り)の配布が終了したのをみていました。 それぞれの日の結果は、 Day 1, Day 2, Day 3 という感じだったようです。
スポンサーブースを回った後、コミッター部屋にいようかと思っていたら、hsbt さんの発表の時間になっていたので、移動して冒頭の方は見逃しましたが、ゆっくり見ていました。
発表後に出るのが遅かったからか、弁当は結局 Day 1 と Day 2 に食べた幕の内しか残っていなくて、Day 1 と同じものをコミッター部屋で食べていました。
午後は普通に発表を聞いていて、14:50から通訳との打ち合わせのために受付に移動して、通訳との受付の後、舞台袖で待機していました。 String Meets Encodingの発表は録画が公開されたら後でみようと思いつつ待っていて、終わった後に接続確認をしていました。
Rabbitは macOS ネイティブだとページ送りの挙動があやしい (少しの間前のページが表示されたりする) ので、今回は lima の中に ssh -X して Linux 版を使っていましたが、 ミラーリングをきって情報ウィンドウも出しておこうとすると XQuartz の挙動が難しくてちゃんとしたフルスクリーンにできなくて不便でした。 そのため、色々試していましたが、結局タイトルバーの部分がちょっと見えている状態で、他のウィンドウには切り替えない、という状態が安定してそうだったので、その状態で発表しました。
発表資料の note に、通訳の人向けも兼ねて、話す予定の内容をある程度書いておいたのですが、結局そのまま話すだけだと早く終わり過ぎてしまいそうだったので、思っていた以上に長々と書いていないことを話してしまって、通訳の人に申し訳ないなと思ってしまいました。
発表後に舞台袖も含めて片付けてから降りると、ステージの下で待ってくれていた人がいて、英語で何やら御礼を伝えられてしまいました。 Google Translate とか言っていたようなので、日本語のリファレンスマニュアルを Google 翻訳で使っている人だったっぽい感じがしました。
最後にスポンサーセッションと最後のキーノートとクロージングがありました。
キーノートは最後でみんな疲れていて、しかも難しい話で英語ということで、なんかすごいことをやっているなあ、という感じで終わっている人が多そうな気がしました。
クロージングで次回は5月に松本と発表されました。 具体的な会場は言っていなかった気がしますが、キャンセルされ(てオンラインの RubyKaigi Takeout 2020に切り替わっ)た RubyKaigi 2020と同じ可能性が高そうです。
発表資料
スライドはいつも通り Rabbit Slide Show (RubyGems), SlideShare, Speaker Deck にあげています。(ソースは github にあげています。)
感想
久しぶりのオフラインイベントで、初日は普通に参加していたら、夜は疲れてしまって体調がダメだったので、2日目と3日目はセッションをみるのは諦めてスポンサーブースを回るなどのゆっくりする時間を増やしたら、元気なまま過ごせました。
体調の調整もうまく行って、発表も問題なくできて、Twitter の反応も良かったと聞いたので、良かったです。 人が足りない、手伝ってほしい、ということをちゃんとまとめて伝えることができて、手伝ってもらうためにこういうことを頑張るということも言えたので、実際に手を動かして頑張って、またどこかのイベントで進捗を発表していきたいと思いました。
昨晩のふりかえりRubyKaigi 2022 (2022/09/12 19:00〜)でもるりまの発表の方の紹介をしてもらえて、評判が良くてよかったです。
おまけ: Cookpad Code Puzzle for RubyKaigi 2022
TracePoint などの出題者が塞ぎたい抜け穴は単純には使えないように塞いでいるようなので、できることは何でもやっていいということで色々やっていますが、まだ func19 をやっている途中です。
func11 以降はあるとわかっていれば挑戦できるはずなので、挑戦したい人は頑張りましょう。
おまけ: 伊勢神宮
土曜は伊勢市駅の近くのホテルに泊まって、日曜は伊勢神宮に行きました。
午前中の外宮は夫婦で回って、昼食と内宮は初日の懇親会で話をしていた人と合流して回っていました。 途中、a_matsuda さんにもちょっと会ったのですが、先に歩いていた人は呼び止められず一緒には挨拶できなかったです。