Homebrew-Cask で LibreOffice が日本語訳インターフェースも含めて簡単にインストールできるようになっていました。

バージョン

  • macOS Sierra 10.12.6
  • Homebrew 1.5.1
  • Homebrew-Cask 1.5.1

インストール方法

macOS を日本語環境で使っていれば brew cask install libreoffice-language-pack で依存関係にある libreoffice と一緒に入ります。

https://github.com/caskroom/homebrew-cask/blob/master/doc/cask_language_reference/stanzas/language.md に書いてあるように brew cask install libreoffice-language-pack --language=ja で明示的に日本語を指定することもできます。

ダウンロードが遅い場合

日本のミラーのひとつの http://www.ftp.ne.jp/ が「 (2017/12/21) ftp-srv2 is down currently, because the network equipment for ftp-srv2 has been broken from 2017/12/19. In addition, ftp is too heavy load. Please use the other sites for archive downloads. We are trying to replace the network equipment.」と書いてあるように非常に重いので、ダウンロードが非常に遅い場合があるかもしれません。 (2018-03-04追記: 「 (2018/02/03) ftp-srv2 was recovered at 2018/02/02, because the replacement of network equipment was completed. We restarted http redirections from ftp to ftp-srv2. 」と書いてあったので今は大丈夫そうです。) その場合は、公式サイトから手動でミラーを選択してダウンロードした LibreOffice_5.4.4_MacOS_x86-64.dmg~/Library/Caches/Homebrew/Cask/libreoffice--5.4.4.dmg におきます。 Cache に置く時のファイル名は、ダウンロードを中断したら ~/Library/Caches/Homebrew/Cask/libreoffice--5.4.4.dmg.incomplete があるはずなので .incomplete を削ったファイル名にします。 その上で brew cask install を再度実行すると、ダウンロード済みのファイルが使われます。

バージョンアップ方法

homebrewの更新はbrew upgrade –cleanupだけでよくなっているに書いたように brew upgrade --cleanup などで Homebrew の更新をした上で、 brew cask reinstall libreoffice で LibreOffice 自体を更新して (英語に一時的に戻って)、 brew cask reinstall libreoffice-language-pack で再度日本語にします。 brew cask reinstall libreoffice libreoffice-language-pack でまとめて更新もできます。

まとめ

以前は LibreOffice 本体は cask でインストールできても、日本語で使おうとすると別途インストールする必要がありましたが、いつの間にか homebrew-cask が多言語対応していて、 Firefox や Thunderbird は自動で日本語が、LibreOffice の場合は LibreOffice 自体の配布がわかれているので、 libreoffice-language-pack を別途入れる必要がありますが、コマンド1,2個で簡単にインストールできるようになっていました。

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Kazuhiro NISHIYAMA

Ruby のコミッターとかやってます。 フルスタックエンジニア(って何?)かもしれません。 About znzに主なアカウントをまとめました。

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