今のところ RubyMotion は毎月のもくもく会以外ではほとんど触れていないので、 RubyMotion と Ruby のバージョンの関係と言う小ネタです。

この投稿は RubyMotion Advent Calendar 2013 の12日目の記事です。

RUBY_DESCRIPTION 確認

まず Rakefile の先頭で RUBY_DESCRIPTION を入れて、 普通の ruby コマンドのバージョンを表示して、 次に開発環境のプロンプトでも確認してみました。

% head -n2 Rakefile
# -*- coding: utf-8 -*-
p RUBY_DESCRIPTION
% rake
"ruby 2.0.0p353 (2013-11-22 revision 43784) [x86_64-darwin12.5.0]"
     Build ./build/MacOSX-10.8-Development
   Compile ./app/app_delegate.rb
   Compile ./app/menu.rb
    Create ./build/MacOSX-10.8-Development/Hello.app/Contents
    Create ./build/MacOSX-10.8-Development/Hello.app/Contents/MacOS
      Link ./build/MacOSX-10.8-Development/Hello.app/Contents/MacOS/Hello
    Create ./build/MacOSX-10.8-Development/Hello.app/Contents/PkgInfo
    Create ./build/MacOSX-10.8-Development/Hello.app/Contents/Info.plist
      Copy ./resources/Credits.rtf
    Create ./build/MacOSX-10.8-Development/Hello.dSYM
       Run ./build/MacOSX-10.8-Development/Hello.app/Contents/MacOS/Hello
(main)> RUBY_DESCRIPTION
=> "RubyMotion (ruby 1.9.2) [universal-darwin13.0, x86_64]"
(main)> exit

外側は 2.0.0 なのに RubyMotion の方は 1.9.2 でした。

まとめ

調べたきっかけはデバッグ用に File.write (IO.write) が使えなかったからでした。 それは結局普通に File.open して書き込むことにしましたが、 開発環境側の Ruby のバージョンを変えても生成されるアプリ側の Ruby のバージョンには影響しないという話でした。

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Kazuhiro NISHIYAMA

Ruby のコミッターとかやってます。 フルスタックエンジニア(って何?)かもしれません。 About znzに主なアカウントをまとめました。

znz znz


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