このエントリは愚痴が含まれます。 そういうのが嫌な人は読まない方が良いですよ。 警告しましたからね。
結論としては、こういういろいろなことが積み重なって、 最近は ubuntu にはあまり積極的には貢献をしないようになった という話です。
コミュニティ運営のアンチパターンの例として使えるのかもしれません。
最初の4項目は Ubuntu の Launchpad での話で、 後の2項目は ubuntu-jp での話です。
もちろん、対応が悪かったものだけ集めているので、 他の多数のバグの対応は良かったことが多いです。 全体的に Ubuntu のバグ対応は Debian に比べると遅いという気はしますが。
最近の例 (bind9)
最初は Ubuntu 12.04 LTS の bind9
の /etc/bind/db.root
が更新されない話です。
どういう話かというと D-ROOT-SERVERS.NET に IPv6 アドレスが追加されて、 その後 IPv4 アドレスの変更があったのに db.root
が 更新されないという話です。
ちょっと探して見つかっただけでも4個見つかります。 4個目のは3個目の重複という印がついてます。
- db.root file outdated
- Bind db.root outdated, backport only the db.root file, for LTS important to keep db.root updated
- D.ROOT-SERVERS.NET changing January 3rd 2013
- d-root ipv4 has changed. Update db.root to show this
IPv6 アドレスが追加された時点では重要ではないということで、 次の更新があれば一緒に更新するという反応だったようですが、 2013年1月3日に IPv4 アドレスが変更されて、 その後、移行期間として6ヶ月あったのですが、 それが終わった後も更新されないままです。
事前に見つけていた上2個のbugは移行期間中につつてみたりしたのですが、 全く反応がありませんでした。
そして未だに更新されていません。 これはひどいと思います。
quick-fix?
Version mismatch of link in Code of Conduct で CoC の説明のバージョンが間違っていると指摘した時の話です。
一度 Confirmed になったのに Invalid になったというのが 嫌な印象を受けました。
dbskkd-cdb を rebuild するだけの簡単なお仕事
wrong reply via netkit-inetd で dbskkd-cdb を rebuild するだけで直るという報告をしたつもりだったのですが、 今見直してみると、こちらの反応がなかったのが悪かったようにも見えました。 追加情報を求められた時にはもう使ってなかったとはいえ、ちょっと反省。
気付くのが遅すぎた
FreezeException request– Sync with Debian unstable で inspircd が古すぎて upstream の セキュリティアップデートも出ないようなバージョンなので、 まずいんじゃないかと伝えてみたつもりだったんですが、 結局古いまま入ってしまいました。
古いまま入るぐらいなら消せば良かったのに、と思いましたが、 英語で書けなかった (そもそも最初の説明も書けなかったのでリンクですませた) ので、 自分で使うのは inspircd を止めて ngircd に乗り換えました。
何もやってない (ように見える) 話
「#ubuntu-jp IRCミーティングの議事録」というのが ubuntu-jp の ML に流れるのですが、 アクションアイテムの冒頭が毎回同じで、 そこだけみると (というかいつも最初の数行しかみてないのですが) いつも何もしていないように見えるので、 順番を変えた方が良いんじゃないか、 というようなことを IRC とかで言ってみたことが あるのですが、何も変わりませんでした。
査読とは?
アクションアイテムをもうちょっと下まで見た時に * [ ] 誰か査読して!
と書いてあったので、 読んでみて返信してみたのですが、 次の週もそのままだったので、 あれは査読に含まれないのかと思ってがっかりしました。