jessie で inspircd を設定した話に書いたように、 inspircd を設定したのですが、移行元の ngircd との機能比較を使っている範囲内でしてみたいと思います。

確認バージョン

  • ngircd 18-2 (on Ubuntu 12.04.5 LTS)
  • inspircd 2.0.17-1+deb8u1 (on Debian GNU/Linux 8.4 (jessie))

SSL/TLS 設定

ngircd では [SSL] セクションで設定するだけでしたが、 inspircd では推奨されている m_ssl_gnutls を使うか m_ssl_openssl を使うか選ぶ必要がありました。 推奨があるので、特に迷うことはありませんでした。

nick の長さ制限

ngircd では MaxNickLength を 9 から 18 に変えていたのですが、 inspircd ではデフォルトで NICKLEN=32 になっていて、設定は少し探した範囲では見つけられませんでした。

チャンネルの作成制限

ngircd では PredefChannelsOnly = yes にしていました。 inspircd では m_restrictchans で制限することができました。

チャンネル自動作成

ngircd では [Channel] でチャンネルをサーバー起動時に作成していました。 inspircd では m_permchannels で作成しておくことができました。

チャンネル自動参加

ngircd では接続時に自動参加させることはできなかったのですが、 inspircd では m_conn_join で接続時に強制的にチャンネルに参加させる設定ができました。

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Kazuhiro NISHIYAMA

Ruby のコミッターとかやってます。 フルスタックエンジニア(って何?)かもしれません。 About znzに主なアカウントをまとめました。

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