emacs の mode-line の minor mode の表示が長いので短くしているのですが、 単純に短くするとわかりにくいので、色もつけています。

ところが、変数で設定できるようになっているものだと単純に propertize して setq するだけでは色がつかなかったので、 その対処も含めてまとめてみました。

この投稿は .emacs Advent Calendar 2013 の11日目の記事です。

単純に短くする

単純に短くするには minor-mode-alist の文字列を直接変更してしまうだけです。

(when (consp (assq 'abbrev-mode minor-mode-alist))
  (setcar (cdr (assq 'abbrev-mode minor-mode-alist)) " ab"))
(when (consp (assq 'auto-fill-function minor-mode-alist))
  (setcar (cdr (assq 'auto-fill-function minor-mode-alist)) " Fil"))

色も付ける

propertizeface を付けた文字列を設定すると色が付きます。

face プロパティの設定としては、 最低限 :foreground:background を知っておけば良いと思います。 指定できる色は list-colors-display で一覧できます。

(when (consp (assq 'abbrev-mode minor-mode-alist))
  (setcar (cdr (assq 'abbrev-mode minor-mode-alist))
	  (propertize "省" 'face '(:foreground "green"))))
(when (consp (assq 'auto-fill-function minor-mode-alist))
  (setcar (cdr (assq 'auto-fill-function minor-mode-alist))
	  (propertize "詰" 'face '(:foreground "yellow"))))

設定対象の探し方

ここでは例として abbrev-modeauto-fill-mode をあげていますが、 auto-fill-modeauto-fill-function になっているなど、 単純に決まっているものだけではなさそうなので、 他の設定をどうするのかは、 describe-variableminor-mode-alist をみて探すのが良さそうでした。

設定用関数

毎回長々と書くのは面倒なので、以下の関数を定義して使っています。

(defun my-shorten-minor-mode-name (mode-sym short-name &optional face)
  "minor-modeの名前を短くする。"
  (let ((cell (assq mode-sym minor-mode-alist)))
    (when (consp cell)
      (if face
          (setq short-name (propertize short-name 'face face))
        (setq short-name (concat " " short-name)))
      (setcar (cdr cell) short-name))
    ))

起動時に読み込まれていない minor-mode の設定

view-mode のように起動時に読み込まれていない minor-mode.emacs のタイミングで書き換えようとしても minor-mode-alist に登録されていないのでうまくいきません。 こういう場合は eval-after-load で設定しています。

(eval-after-load "view"
  '(my-shorten-minor-mode-name
    'view-mode "見" '(:foreground "white" :background "DeepPink1")))

変数で設定できる場合

eldoc-minor-mode のように変数で設定できるようになっているものがあります。 こういう場合は単純に propertize した文字列を setq しても プロパティが無視されて色がつきません。

理由は mode-line-format のドキュメントの 23.4.6 Properties in the Mode Line に書いてあって、 risky-local-variable が non-nil じゃないとテキストプロパティが 無視されるということでした。

そこで risky-local-variablet を設定すれば色がつくようになりました。

(put 'eldoc-minor-mode-string 'risky-local-variable t)
(setq eldoc-minor-mode-string
      (propertize "d" 'face '(:foreground "purple" :background "yellow")))

anzu.el での例

他の例も挙げておくと anzu.el なら以下のように設定しています。

  (when (require 'anzu nil t)
    (put 'anzu-mode-lighter 'risky-local-variable t)
    (setq anzu-mode-lighter (propertize "杏" 'face 'anzu-mode-line))
    (global-anzu-mode +1)
    )

まとめ

ここでは minor-mode を中心に mode-line を短くして、 色をつける方法に付いて紹介しました。 major-mode も含めて実際に使っている設定は 50mode-line.el に公開しているので、参考にしてください。

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Kazuhiro NISHIYAMA

Ruby のコミッターとかやってます。 フルスタックエンジニア(って何?)かもしれません。 About znzに主なアカウントをまとめました。

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