tDiary の日付ごとのまとまりを意識したフィードアグリゲータの td2planet を rubyforge から github に移行して、 ruby 2.0.0 対応を確認して、 0.3.0 としてリリースしました。

rubyforge から github への移行

rubyforge は RubyForge: TD2Planet: SCM Repository (http://rubyforge.org/scm/?group_id=3122 2018-03-03 現在 リンク切れ) に書いてあるように http か svn か svn+ssh でアクセス出来ますが、 今回は svn から取得したものを github に移行しました。

小さいレポジトリだったこともあり、手順としては以下のように単純に移行出来ました。

  1. git svn clone -s svn://rubyforge.org/var/svn/td2planet
  2. github 上でレポジトリ作成
  3. git remote add origin git@github.com:znz/td2planet.git
  4. git push -u origin master

ruby 2.0.0 対応確認

単純に README に書いてある ruby -I lib bin/td2planet.rb config.yaml で問題なく動きました。

The History of Ruby によると作り始めた 2007 年はまだ 1.9.0 の開発中だったので、 その頃でも magic comment をちゃんと書いたり、 内部エンコーディングは UTF-8 に統一したりなどを 気をつけていれば、 ruby 自体の互換性は高いと言うことがわかります。

他には以下のような変更をしました。

  • setup.rb と関連する LGPL 削除など
  • README と README.ja に拡張子の .rdoc を追加
  • gemspec 更新
    • homepage を rubyforge から github に変更
    • README のファイル名変更対応
    • license 追加
  • バージョン変更
  • -Ku から ruby が 1.9 未満のときだけ $KCODE を設定に変更

setup.rb は ruby 1.9 以降に対応しているのかわからなかったのと、 ライセンスを MIT に統一するために削除しました。

リリース

別のリリース作業をした時に ~/.gem/credentials は作成済みだったので、 リリースは以下の手順だけで出来ました。 ~/.gem/credentials がまだないときは gem push の時に rubygems.org のアカウントか rubyforge.org のアカウントが必要になります。

  • gem build *.gemspec
  • gem push *.gem
% gem build *.gemspec
  Successfully built RubyGem
  Name: td2planet
  Version: 0.3.0
  File: td2planet-0.3.0.gem
% gem push td2planet-0.3.0.gem
Pushing gem to https://rubygems.org...
Successfully registered gem: td2planet (0.3.0)
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Kazuhiro NISHIYAMA

Ruby のコミッターとかやってます。 フルスタックエンジニア(って何?)かもしれません。 About znzに主なアカウントをまとめました。

znz znz


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